ぼんやりした予定が私を生かしている

2月に入ったら温泉に行く予定があります。

温泉に行く以外にはなにも決めていません。

ロウバイは見に行くかもしれない。

4月になったら妙本寺の海棠を。ネモフィラを。

もうちょっとしたらクレマチスを。

そういうぼんやりとしたことが、さいきんの人生の希望です。

月は見守っている

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苦しい日も
涙が止まらない日も
寂しくて震える日も

月は、ずっと私の側にいてくれた

 

太陽は世界中をくまなく照らす
そして
月はなんだか

私に語りかけるかのように感じる

 

大丈夫
いつも見守っているよ
何があっても
側にいるから

 

今日も
凛々しくも優しい光が
帰り路を照らしてくれる
私に寄り添うように
煌煌と輝いている

 

私のお気に入りと丁寧な暮らしということ

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IKEAのソープディスペンサー。
私はこれがとびきり気に入っていて、
家に帰って手を洗うとき
このディスペンサーを使うたびに
うきうきするし
嬉しいし
心底ほっとします。


値段は1000円もしない量産品です。ただこの佇まいと色合いと、なにとも愛しくてたまりません。

 

身の回りのこういうところを
好きなものにする。
心地よさを感じるものを選ぶ、できれば吟味して。
これが今の私ができる暮らしの丁寧さかな、と思います。

 

 

「丁寧な暮らし」というのが
いっとき流行って、
私も憧れて、あれこれしてみようとしましたが、
それがプレッシャーになってしまったこともありました。

 

時間の余裕がなく、
コンビニのものも食べるし
スナック菓子もたまに食べるし
掃除機や合成洗剤も使うし
それに対して、なんだか罪悪感があったこともありました。

でも、
忙しい生活の中で、レンジで簡単に短時間でできる料理が
本当にほっとして、
癒しですらあった。
その安心感は否定しなくてもいいんじゃないか。


手をかけて料理を作って
あえて手間のかかるやり方をとることが
少なくとも今の私にとって、有益なのか…。

文明の便利さを、
時には先人の愛と恩恵として享受してもいいのではないか。
甘えてもいいんじゃないか。

 

その中で、
あんまりケミカルな洗剤は苦手だから使わない、とか
ファストファッションは極力買わないのが気持ちがいいとか
「知ること」そして「感じること」に重きにおきながら「選ぶこと」を大切にするのがいいんじゃないか。

 


丁寧さは
今この時を、ちゃんと見つめること。感じること、選択すること。
そう思います。

 


このお気に入りのディスペンサーも量産品です。
でも、この子がとてもとても気に入ったから選びました。大事に、長く使いたい。
そういうのが、すごく自分を大事にできているように、感じます。

 

あなたはそこに必要な人

気遣いのできる人
率先してリーダーシップをもって動ける人
当意即妙に話ができる人
面白い人

 

 

みんな魅力的で
私はそんなふうにふるまえなくて

人の集まる場所にいると
いつも引け目を感じていました。


私はここにいらないんじゃないか。

って。

 

 

でも、違うんです。

 


気遣いできる人には、気遣う人が必要で
リーダーには、それに連なる人が必要で
話をする人には、話を聞く人が必要。

そこでその人たちを受けとめるのが役割。


だから安心して、
そんな愛をうけとめるのが、私の役割。

 

 

だから

私も、あなたも、
そこに必要な存在。

 

 

 

 

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先日、ぶどうがりにいってきました

色とりどりの房や、葉や幹

それらが落とす光と陰にうっとりします

何より甘酸っぱくて美味しかったです。

凡人ハッピーライフ

やりたいこととか夢とかなくて

それを求めなきゃ

夢追人じゃなきゃ

何者かじゃなきゃって思っていました

 

 


しんどいのでやめました

 

 

 

凡人でいい、

いや、
凡人がいい

 

顔立ちも姿形も

仕事も生活も平凡ですが

平凡な私の生を

認めます愛します

 

でもって

平凡でそれでいて幸せでいいのです

幸せ追求していいのです

私は最幸の一般人を目指すのだ

(ちょっと字面がださいけど)

 

そう思ったら、心がすごく安心した
私は、私でいいんだ

自分以外の何者にもならなくていいんだって

強迫観念からの解放

 

そのまんまの私を愛して愛して愛して

心も身体も魂も磨きたい

 

しいていえば、

それがやりたいことなのかな、今は。

 

 

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なんでもない何者でもない

我が家の石鹸

なんだかとっても愛しいかたち

世界は変わる

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秋の風になった、と肌が感じた夕暮れ

空には月が出ていた。

 

ふいに

あと10年もしたら

この社会の

既存の窮屈な価値観は様変わりして 生きやすい世界になるだろうな

 

と、確信がおりてきた。

 

世間を騒がせるような

がっかりする出来事も、

悲しい差別も、

つまらない偏見も、

みるみるなくなって

きっと全然違う世界になっている

そういう、ゆるぎない確信

 

そんな解放的な期待で

晴れやかな気持ちになって

足取りも軽やかになった。

 

 

 

 

「明るい未来を信じることができますか?」

 

はい、と、

光とともに答えよう

 

 

わたしにとびきりを

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おでかけしましょ
髪をきれいに
肌はさっぱりと
くちびるはふんわりと
服は清潔にお気に入りを
かばんは整頓して
とびきりのわたしができたら
さあ いってらっしゃい


帰ったら
タイトなスカートも
苦しい下着も脱ぎすてて
髪の毛もほどいて
ふんわりゆったりした
ワンピースで
ゆるゆるしよう
ごろごろしよう


しんどいときは
いっしょに昼寝しよう
目をつぶって眠りに落ちて
起きたらすっきりして
そしたらおいしいほうじ茶を飲もう
何もできなかったって思う日 は
めいっぱい
わたしを休ませた日

 

しなくちゃ じゃなくて
そうしてあげたい
誰のためでもない
わたしがわたしにしてあげたい

わたしの大事なわたし
最上級に
とびきり仕立て上げて
とびきりおもてなしして
とびきり甘やかすんだ

わたしにとびきりをあげられるのは
彼でも親でも友でもなく
誰でもないわたしだけなのだから