猫になりたい
天王星が牡牛座に近づき、
ツイッターのタイムラインもどこか皆そわそわとしていて、
変化の予兆を感じます。
5月15日(火)20時47分、おうし座新月を迎えます。今回はめざめと変革の星、天王星がおうし座入りする前日に起こる新月。太陽と月が一緒におうし座という部屋の扉をひらいて、天王星という新時代のお客さまを招き入れます。再出発、これからのあたらしい豊かさの物語がはじまるような新月です。
— ふぇみにゃん (@feminyan) 2018年5月12日
2018年の中でも大きな節目と時代の転換点にあたるこのおうし座新月。今までの殻を破る変化が持ちこまれます。豊かさや安心への思いこみや執着を手ばなしあたらしさにひらいていくほどもっと大きな有形無形の豊かさがやってくるような、あたらしい豊かさの循環システムが作られはじめるようなとき。
— ふぇみにゃん (@feminyan) 2018年5月12日
「あなたにとって、ほんとうの豊かさはなんですか?」
問いに考えを巡らせ…思いついたのは、
先日見かけたある猫の姿でした。
その日はとてもよい天気で、
私は鎌倉の円覚寺の催し物に参加した帰り道でした。
ふと道端に、
観光客が何人か見つめる先には、ひなたぼっこをする猫の姿。
なんとも心地よさそうに、無防備なくらいくつろいでいて、
見ていた人たちは心を和ませていました。
私には、
おおらかに生をまっとうする姿が
なんとも神々しくすら感じて、
猫というか、お猫様…。
心打たれる思いでした。
これからの、水瓶座の時代とか、こころの時代とか、
そういう世界では、ああいう心地よさが豊かで、
それが人の心に訴えるのではないか…と。
私は今、
物質的にも精神的にも恵まれていて、
たいへんしあわせです。
ただどこか物足りなく感じた部分があって、
何かしらと問いかけたら、
「自分で何かを表現したい欲」でした。
人は生きることそのものが表現だとは思います…。
けれど、もっと具体的に形にして、
発信したい、
私の発した何かで
誰かが何か感じてくれたら、なんて嬉しく心躍るだろう。
そんな欲がふつふつくらくらとして我慢できなくなり、
拙いながらブログを始めてみました。
この場で表現したいのは、
円覚寺のお猫様のような生。
静かで穏やかな、でも時には好奇心のままに
まだ見ぬ何かに会いに行ったり、
考えたり、考えなかったり。
そんな、猫のような暮らしを目指してみようと思います。
海にほど近い、とてもよい場所に暮らしています。
夜、ごろりとねころがると風が頬をなでて、
遠く、車の音の向こうでは波の寄せる音がします。
しゃらりしゃらりと貝のモービルが風にゆれるのを
私はひそかに龍のうろこの音と思っています。
もうすぐ新月のとき、みなさまはどんな豊かさを思い描いてますか。