わたしたちは みな かぐや姫
次の金曜日に、
高畑勲監督遺作の「かぐや姫の物語」がテレビ放送されます。
昔からこの竹取物語のストーリーを読んでいて、
「なぜかぐや姫は、地球に生まれてきたのだろう?」
と不思議に思っていました。
その答えを、この映画が教えてくれました。
月の住人は
いつも朗らかに幸福感に満ちていて、
争いもない
これはスピの世界で言えばいわゆるワンネスの世界、
非二元論の、分離のない世界なのだと思います。
かぐや姫はワンネスの世界にいたのです。
しかしこの地上に降り立った。
それはどんな意味があるのか…。
その理由は、
私たちがこの地球に生まれる意味でもあるのです。
そんな美しい物語を
やさしく美しく自由に描いた高畑監督、
素晴らしい作品を私たちに遺してくださったのだと、
胸がいっぱいになります。
ぜひ少しでも多くの方に見ていただきたいです。
ネタバレになったら楽しめないかもしれないので、
これ以上は語るのをいったん控えようと思いますが
放送が終わったら解説記事でも書こうかな?
(でもいらないくらいわかりやすいな…)
最後にひとつだけ。
それを罪と罰、と表現するのなら、
アダムのイヴのそれに近いのかな、と思います。