世界は変わる
秋の風になった、と肌が感じた夕暮れ
空には月が出ていた。
ふいに
あと10年もしたら
この社会の
既存の窮屈な価値観は様変わりして 生きやすい世界になるだろうな
と、確信がおりてきた。
世間を騒がせるような
がっかりする出来事も、
悲しい差別も、
つまらない偏見も、
みるみるなくなって
きっと全然違う世界になっている
そういう、ゆるぎない確信
そんな解放的な期待で
晴れやかな気持ちになって
足取りも軽やかになった。
「明るい未来を信じることができますか?」
はい、と、
光とともに答えよう