日記 6/18-28

 

毎日が矢のように飛んで行って過ぎていってしまうので

とりとめなく記録に残すことにしました。

 

6-18
午後からの出勤になったので、頼んでいた荷物を街の北にある営業所に取りに行く。届けに来てくれるその瞬間までおとなしく家で待っているというのは苦痛。宅配便はぜんぶ営業所に取りに行くのでいい。住んでいる街の北の方にはあまり行かないが、山を開発した住宅地で、20年前が盛りであったという雰囲気。並木道が美しい。あなたの言葉に傷ついた、というのは、自分が自分を傷つけているという側面がある。自問自答。礼儀正しいバイトの女の子から荷物を受け取る。用が済んだので、気に入っているドライブスルーのスタバに寄る。大きな地震があったそうだ。ニュースはあえては見ない。311のときにテレビで延々と放送される津波の映像とACのCMでノイローゼになったから。今の私にできるのは、私の日々の営みを粛々と実行し、しかるべき場があれば援助をすること。平常心であること。仕事は暇。夕飯はチャーハンと餃子。夜更けに目を覚ます。
夜中に風呂に入る。最近こういう生活リズムになることが多い。超朝型というのか?中沢新一の著作が気になる。神話の構造。構造分析とか表象分析とか。学生の頃の専攻。今とやっていることと変わらないと思う。目の前のこの事象は何なのか?と問いを立て分析し解釈する。ホ・オポノポノ、インナーチャイルドケア、前世療法、占い。そして世界に「ある」と認識するものはすべて自分の解釈。事象を、縁起や物語として自分なりに世の理として捉える……ということには、安心と癒しがある。一方で、それらの事象はあまりに複雑な縁起の元に起こっているので、ただ今ここにあるとしか表現できない、自分の解釈はほんの一部の側面をすくっているにすぎない。そういう謙虚さもあるといいと思う。そこで争うのも不毛。地震はまだ余震があるようで、祈るしかない。

 

 

6-19
目が覚めて半分青いをみる。優しい世界。おわると華丸大吉が出る。幸せである。夫婦に関するブログを書き、昼になる。帰ってきた夫とポタリング。夫が行こうという店はことごとく定休日、ここまでくると面白くて仕方ない。海辺でのんびりパンを食べて、そろそろ行こうかなんて言ってたら、いきなり夫が大変だ、と駆けていった。何事か、と思ったら海でサーファーが溺れてしまっていて、波打ち際で救助と応急処置をしていた。夫も心得があるので手伝っていた。サーファーは救急車で運ばれていった。無事を祈る。地震といい、「日常が揺らぐ」ということが多いこの頃。「あたりまえの日常」なんてないんだ、と、見せられている。そして「何か」があったとき、私は自分の身は自分で守らなければいけない。心も身体も、自分で守る。揺らいだ「日常」を取り戻すように、アイスを食べて、TSUTAYAに行ってカードに更新をして、夕飯を食べに行く。日めくりカレンダーが「お酢礼讃」だから、寿司を食べに行くのだという。居酒屋と寿司屋のハイブリッドみたいなお店で、美味しいし手頃だし(サービスデーだった。夫も日めくりとシンクロしているのか)とても良かった。牡蠣が美味しい。半身浴をして、クイア・アイを初めて見た。なんて素晴らしい番組!ワールドカップの日本戦が始まって、開始早々日本が得点をあげた。と思ったらコロンビアもゴール。振り子が左右に触れるような、不思議な心地の1日だった。結論としては、幸せ。

 

・化粧品はあなたを綺麗にしたくてうずうずしてる。物は愛だ。

 

 

6-20
Kさんの訃報を聞く。たまらなくなってブログを書いた。

 

 

6-21
朝、胃腸炎になる。たのしみにしていたセッションがキャンセルに。がっかりなんてものではない。キャンセルの旨を連絡し終わると、吐き気がいっきにこみ上げてきて嘔吐。あとは痛みにのたうちまわる。うーん、夏至の作用ですか?
うめいていると、夫が子供みたいな顔して覗き込むので、なあに?と言ったら、「かわいそうで、代わってあげたい。」なんていう。たまらない気持ちになる。優しいしかわいいな。なんかもうそれで十分。(この人は前世で息子だったんじゃないかなと思う。かわいいひと。)
昼間あれだけ寝たのに、夜中もぐっすり寝た。

 

 

6-22
貧血ぎみなので大事をとって休む。昼にはだいぶ落ち着く。『素晴らしきかな人生』という古い映画を観た。生命の肯定。こんなに古い作品でこんなに今に響くメッセージを投げかけていて、自分の存在への不信と肯定というのは普遍的なテーマなんだろうと思った。スープの味付けを私がしたら、あんまり薄かった。(けど他のおかずとのバランスを考えると私はそれが適切だった。)すると夫が、「○はこのくらい薄いのが好みなの?」と言われた。素直にうん、というと、「そうか、そうすると俺が作る料理は○には相当しょっぱいよな…」と考えていた。こういう風に人のことを頭ごなしに否定しないところが良いところ。

 

 

6-23
5時に起きてせっせとお弁当づくり。お参り。突然の来客に動揺しながら眠る。

 

 

6-24
朝だけ職場、ドライブ、海老名パーキングエリア、展示会、こじょうさん、ゆみこさん、酵素ジュース。

野原さんの展示会に行った。美しい品々。品が素敵だったというは当然なのだけど、作者のさとうけんじさんの、お会いしたとき、お話しした時の、なんていったらいいのか、吐息のような…あまりに繊細な空気感、存在感に…この方に心惹かれて、装飾品を依頼をした。夏は苦手だけど、私のためのミサンガが届くと思うと、晩夏が楽しみ。

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こじょうゆうやさんとちこうゆみこさんにお会いできて、ご挨拶ができた。夏至の大毒だしがあったからこそ。そうあるべくして、あるのだ、なにごとも、とあまりにも嬉しくなる。

暑い暑い真夏日で、龍が楽しそうに飛んでいた。私の気持ちに呼応している。

 

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6-25
お通夜、竹内涼真、サラダパスタ。

 

 

6-26
朝5時に風呂に塩をいれつる。

ドレスコードのあるイタリアンのレストランに、ランチのコース料理を食べに行く。信じられないくらい疲れ果ててしまった。カジュアルじゃないイタリアンってなんなのか。世間の良いものは私に良いわけじゃない、つくづく実感した。美味しかったけど、なんだかとても疲れた。

 

 

6-27
ひさしぶりの声のメルマガ。プリミ恥部さんが美濃に行ってくださって、私の好きな方々が元気になって、本当によかった。
ところで、ずいぶん時間が経ってしまったのだけど、かの方の、声のメルマガのあのお便り、あのすさまじい(私に思うところがあったから私がそう感じた)告白に対して、自分の思いと感謝のメッセージを送りたいと思うのだけど、その方への連絡手段もないし、どうしたらいいかと考えあぐねている。